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無駄に見えるものほど
高校生の卒業単位が足りない・・・一日で65校1万2千人まで膨れ上がりましたね。まだまだ増えそうね。
現代日本人の心に流れる「無駄を省くこと」=「美徳」という価値観が見えてくる記事でした。 もちろん有限な時間を有効に使う事は大切な事。 でも・・・社会情勢を見るに「直接もしくは身近に『すぐに』自分に役立つ事・利益が上がる事以外には興味を示さない&努力しない」という人が増えている様な気がする。 若い人と触れる事が多いお仕事に就いていますが「自分にとって必要がないから取り組まない」という「見極め」が早過ぎる&浅過ぎる感じがしてならない今日この頃。 「講義時間が短いから」「直接受験科目に関係が無いから」という理由で知の探求を放棄していいという価値観を高校生に持たせてしまうのは寂しい事だと思います。 導く側の大人の指差す「功利主義」への偏りが映っているようでならないです。 英数国という受験必須科目よりも、社会・理科の方が好きだった私。サイドワークに見える方が知的な好奇心をくすぐってくれるのになぁと思いました。 若い頃だからこそ、一見無駄に見えることを「無駄だなぁ」と思いながらも、知的構築の材・好奇心の種として自分に組み込んでいく作業が大切だったなと、思いかえしてみました。 知の種はいつ芽が出るか判らない♪だから面白いのにね。 #
by nacca_swans
| 2006-10-26 08:48
| 徒然
静かに美しく
彼女は、静かに、美しく逝きました。
妻の実家の猫の容態が急変した報があった後、お世話になった親戚の容態がよくないという連絡がはいりました。 「生れる時と死ぬ時は一生で一回しかないんだからね・・・大切な時に躊躇ってはだめだ」と心を決めて、福島に向かいました。 なんとか・・・大切な命が旅立つ前に、私たちは傍に立ち合う事ができました。 24:00、妻の腕の中でまーちゃんは21年の「生」から静かに旅立ちました。 2日前から水も飲まず、羽の様に軽い身体だったけど、毛並みは絹のようなつやがあり、手を合掌し、最後まで眼を開いたまま妻の顔を見上げ、まるで、花の香りをかぐ時のようにすっと首筋を伸ばし妻の顔に鼻先を近づけ、美しい姿で逝きました。 妻の元に侑加が来てくれた事を待っていたかのように、3人で東京暮らしができる事を見届けたように、安心と凛々しさを湛えた彼女は姿は最後まで「まーちゃん」でした。 母が「お姉さんとお兄さんが夜には来てくれるって言ったらね、ぐったりして顔も上げられなかったのに、首を持ち上げて『にゃー!!』って大きな声で返事したのよ・・・かわいがってくれたあなた達の事待ってたのね・・・」と泣きながら話してくれました。 20年包帯と、ガーゼの服を来た猫でした。母は新しい服を作り着せ、妻は大切な数珠を首からかけ、三人で枕経をあげました。 彼女は私たちがご供養をしていると、必ず傍に来て一緒に祈ってくれる不思議で賢い猫でした。 翌日実家の菩提寺に伺うと、土葬をしてくれると聞き、妻と母と侑加と私でお寺に向かいました。 人の納骨と同じように、ご住職さんがご供養をしてくれ、丁重に葬ってくれました。 埋葬が終るのを待っていたように、雨が降り始めました。 帰りの車の中では、ただただ3人で涙を流しながら彼女の思い出を語り合いました。 「雨まで・・・最後まで気遣いさんなまーちゃんだったね。最後まで頑張らせてしまったね。やっと楽になれたんだよね。もう次の命のために準備をしてるんだろうね」 何かに耐えるように妻が語る言葉に心から「そうだね」とこたました。 少し心が落ち着いてきたので・・・荒い文章だけど、今の気持ちを残します。 #
by nacca_swans
| 2006-10-25 08:29
| NeCo
久しぶりの投稿
最近、Mixiに載せっぱなしで、こちらの更新を滞っていました。
久しぶりに、限界に挑戦した記念としても、更新を復活させたいなぁと思っています。 昨日は日曜日でしたが・・・私はお仕事。 お仕事といっても、デスクワークではなくひたすら、歩く歩く歩く歩く・・・32キロを200人位で歩くプログラムでした。(実は私が事務局長なのですがね) 18~23歳位の若い学生さんと歩きました。みんな、足がいた~いとか言いながら、最後まで歩ききる姿は、「さすが若さ!!」という言葉に片付けられないほど、信念を感じるものでした。 今年は前半は救護カー担当で、裏道を右往左往してました。だから、後半16キロの参戦でガマン。 昨年は先導をしていてね、ハイスピードで歩き続けて、順調にいってたんだけど・・・30キロポイントで急なブレーキ。 何とかゴールしたものの箱根駅伝で突然走れなくなるランナーの気持ちがちょっと判った気がします。去年は二日歩けなかったもんなぁ~ 今年は半歩(半分だけの参加っていう用語)だから、最後尾から、先頭に追い付くプランでチャレンジ!! 追いつくのに1時間ちょいかかりました。(それぐらい長い列になっちゃうんです) チャレンジの甲斐があってか、楽しく全員に挨拶しながら歩けましたo(^-^)o みなさん、とてもイイ一日でした。ありがとうo(^-^)o #
by nacca_swans
| 2006-05-08 09:01
| 徒然
近所の
春が近づいてきて、近所のネコが再び顔を見せるようになりました。
「たぁ~こ」とツレアイが名づけたネコなんだけどね、去年の春あたりに産まれたみたいなのよ。 怪我でもしてるのか、うまくなけないみたいで「ひゃ~」といってツレアイが歩いていると、車の陰から出てきます。 近所のおばちゃんも可哀想と思ったのか、ごはんをあげているようなのですが、この寒い冬を乗り越えられたのか心配しとりました。 近所にはデッカイネコも結構居てね(半野良っぽい)彼はきっと弱者なのかもしれないから、ツレアイもまーちゃんのごはんのおすそわけを去年はしていたみたい。 人間に苛められたのか、餌には近づいてきても、決して触れさせなかったみたいなんだけど、昨年の夏、ツレアイはのどに触る事に成功していたみたい・・・^^; とにかく彼が元気に春を迎えられて良かったです。 #
by nacca_swans
| 2006-03-12 22:08
| NeCo
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